8月31日 さよなら8月

 

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高校3年間全ての夏が、この曲と共にあった。この曲は端的に言うと、「まぶしくてみずみずしくて青々としている夏に対して中指を立てる曲」。体を左右に揺らしながら歌うmiwaやsummer songを歌うYUIに唾を吐きかけるようなマインドの曲(YUIは好きです)。僕はそんな荒んだ高校生活を送っていたのかというと、正直そんなことはなくて、青春してるね~と言われることばかりやっていた。

そんな僕とこの曲を好き好んで聴いていた僕は、別人格。

友達といる学校生活は最高に楽しかった。笑いが絶えないし、人並みに恋愛もした。

学校から帰って、深夜。もう一人の自分が顔を出す時間帯。深夜になると僕は、いろいろなことを考える人になった。今と同じじゃねーか。何を考えるかというと、将来の夢とかそういうものではなくて、もっと漠然としたこと...例えば、夏はどうして楽しい気持ちになるのか、みたいな。自分はなぜ学校生活が楽しいのだろう?友達がいるから?友達がいるとなぜ楽しいのだろう?友達ってどこからが友達?

というように、ありがちな問いかけを繰り返していた。暗すぎる。堂々巡り。

 

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この曲も夏の夜に寄り添ってくれた。僕の本質はこのブログのように暗く、考え込み、理屈っぽいところにあるんだと思う。そのことを理解している友人は(おそらく)数人しかいない。でも数人いれば十分だよね。僕はそう思う。

 

Don't summer!と叫びたくなるけど夏が大好き。

夜風に吹かれて思い巡らす、楽しい楽しい夏の終わりが近い。