銚子の夕焼け、朝焼け
銚子*1へ行ってきた。
都心からは箱根よりだいぶ遠いので、近いようで遠い。「銚子ってどこ?」って聞かれると「チーバくんの...」という説明をしようとするが、いつもチーバくんがどちらを向いて立っていたかわからなくなる。銚子は鼻か、それとも耳か。
都内で生活していると、こんなにひらけた場所で夕日を見ることはできない。僕の職場は比較的高いところにあるが、西側を向いていない。ビルに映る夕焼け空を見ながら残業している僕にとっては新鮮な景色だった。これまでたくさんの夕日を見てきたが、いつだって新鮮だ。このあたりに住んでいる人はこんな美しい景色を毎日見ることができるが、彼らが都内のビルを紅く染める夕日を見て同じように美しさを感じるのだろうか。
日没後のこの時間が一番好きかもしれない。宇宙との境目が無くなっていくような感じ。
翌朝。上向きのレンブラント光線が見えた。こういう美しい景色を見た時に理系的な知識が邪魔をしているような気がする。何も知らない状態で見たらどう思うのだろう。今となっては知る由もない。
銚子電鉄はあの手この手を使って頑張っていた。きゃりーぱみゅぱみゅに対してこれまで特に何の感想も抱いていなかったが、車内アナウンスの声は丁寧でハキハキしていてとても好感を持った。
あいつがいた。舌が浦安市らしいので、ここは耳の先っぽだ。
こういうのは真夏に青々と茂る草木と入道雲をバックに撮るものだなと、撮影後に思った。画面中央下に写っているのは線路上へ落下した点字ブロック。ホーム上の点字ブロックが歯抜け状態で放置されているところから経営状態を窺い知ることができる。
昼は大好きな鯖を食べた。大満足のボリューム。
1泊2日だったので全てを見て回ることはできなかったが、東京に住んでるんだからいつでもいけるし次回のお楽しみということで。
明日からまたビルに映る夕焼け空を見る日々。
おやすみなさい
*1:正確には旭と銚子