8月19～21日 追い込み、ハナ差
Dusterはいいぞ。90年代後半に一瞬活動して、数年前にまた復活したらしい。ジャンルでいうとスローコアとか言われてるらしいけど、あんまそういうジャンル的なやつわからないんよなぁ。このアルバムを聴きながら、ソファでゆっくりするのが最高。今日は珍しくビールを片手に。一番好きなのは11.Inside Out。
金曜日はみんな有休だったりテレワークだったりで、オフィスに人が全くいなかった。いくつになっても、こういう非日常的な状況にワクワクしてしまう。「いつも通り」も落ち着くし安心するから好きだけど、ちょっと味変された状況も好き。僕の会社はフリーアドレスなので、誰も座っていない島に着席した。広々使えるし色々広げたろ！！って思ったけど、そんなに広げるものが無かった。お菓子をちょっと並べたくらい。書類はほとんどPDFだし、印刷するのは年寄りの役員に案件の説明をする時だけ。よく映画やドラマで見る「山積みの書類を崩して大慌てするダメな社員」にはもうなれないんだなぁと思った。ダメ社員にはなってる？？？？？？？？？？
僕は先月コロナでクソほど休んだ。そのせいで仕事がギチギチに詰まり、今月の有休取得の予定を失ってしまった。ようやく仕事が落ち着いてきたので、ここ数日は比較的早めに退社している。金曜も17時に退社して、僕はちょっと急ぎ足で家路についた。予定があったから。
何時に帰宅しようが、僕はすぐに風呂に入る。コロナ禍で身についた習慣だ。結局罹ってんじゃねーか！！という声が聞こえるな？？ここまで罹らずにこれたのはこのおかげだからセーフ。
風呂に入ってその他諸々の作業を済ませた僕は、家を出る準備をした。行先はネカフェ。僕はネカフェが大好き。休日に「ネカフェに行く」という予定を入れるほど好き。だが、この日は遊びに行くわけでは無かった。
翌日、僕はCBT方式でとある検定試験を受験することになっていた。CBT方式とは、テストセンターでPCいじくりまわしながら回答して、その場で即合否がわかるっていう方式。ちょっと前に中国で「運動場で判決公判→即処刑」っていう事案があったよね。そんな感じの試験。合否がわかるまでのあのソワソワする感じを味わわなくていいと考えると、当日まで死刑執行を知らせてもらえない日本の死刑囚よりはマシなんじゃないかと思える(？)。
その試験の勉強をするために、いつもお世話になっている個室ネカフェへ滑り込んだ。家だとどうしても誘惑が多いし、その上会社の取得必須資格だからしゃーなし受験する感じなので集中できるわけがない。レッドブルとかお菓子とか買い込んだし準備はバッチリだ！！
土曜日は突然やって来た(↑良い曲だから聴いて)。
あれ？？？スマホの時刻がおかしい。8時40分...？朝の...？
僕はやってしまったのだ。「ちょっとだけ寝る」という日常生活でトップ3に入る愚行に手を染めてしまった。僕の2～30年の人生でも数えきれないほどやってるくらいだから、これまで人類500万年の歴史で幾度となく繰り返されてきたであろう。これが原因で死んだやつとかたくさんいるだろうな。狩りに行った先でちょい寝した結果夜まで寝てしまい、夜行性の猛獣に食われて死んだやつとか。
「死ななきゃ安い」とはよく言ったもので、何はともあれ僕は死んでいなかった。しかし、状況がヤバいことに変わりはない。部長から絶対受かれよという無言の圧をかけられていたし、無様に落ちたらまずい。今週早めに帰宅していたのに落ちたら何をしていたんだという話になる。あれ、全然安くなくね...？？？
仮眠のせいで生きるか死ぬかの立場に追い込まれた人からしたら、僕の立場は恵まれ散らかしているだろう。しかし、僕にとっては死活問題だ。今後もしばらく一日の多くの時間を共にするであろう部長の機嫌を損ねると、非常にまずい。まずいというかだるい。
9時ちょうど、僕はようやくやる気スイッチを入れた。起きてすぐじゃないのは、この期に及んで「キリのいい時間からスタートしよう」とかいう謎の考えが浮かんだせい。試験開始は16時。ネカフェから会場までは徒歩15分ほどなので、15時半まで6時間半勉強できる。が、とてもじゃないけど6時間半で全範囲勉強するのは不可能。ということでヤマをはることにした。ヤマをはるという行為は、しばしば悪いことであるかのように扱われるけど、時間が無いのであればそうするのが一番賢いと思う。それまでやってなかったのが悪いわけで、ヤマをはるのが悪いわけでは無い。
過去問5回分の出題範囲をざっと眺め、頻出分野の問題だけを過去2回分集中的に解く。2周する時間は無いので解説をしっかり読む。残された時間は前々回の過去問を丸々解いた。隔年くらいで出る分野をおさえるため。それ以外が出たら勘でどうにかする。問題集を買った時に2～3問読んだ感じ、だいたい2～3択までは知識がなくても絞れるような感じはしたのでそれに賭ける。
あっという間に15時半になり、僕はしぶしぶネカフェを出た。20時間くらい日光を浴びていなかったので、外がめちゃくちゃまぶしい。歌の無い音楽(インスト)を聴きながら会場へ向かい、受付を済ませてすぐに受験へ。
↑ぶっ壊した。
結論からいうと、僕は運ゲーに勝利した。正直わけわからんかったし、頻出分野以外知識定着してなさ過ぎて終わってた。合格点は60点で、僕の得点は60点。
あぶねええええええええええええええ
5択だとこういう何の知識もない合格者が生まれてしまうんよね。あ～、ありがたや。頻出分野で高得点を取れたのが間違いなく勝因。受験生、頻出分野は落としたらダメです。みんなが解けない問題を解けるようになるのではなく、みんなが解ける問題を落とさないようにすることが大事...久々にそのことを思い出せたおかげで合格できた。ありがとう、高校時代の進路指導の先生。
よかったああああああああああああああああああああああああああ
↑懐かしすぎる
日曜日は反動で無限に寝てしまった。昼に起きて、午後は高校時代の友人とウォッチパーティ―しながら酒を飲み、競馬をし、ゲームをし、本を読み、今に至る。今日は本当に中身が無い。友人と過ごす時間は最高やね、やっぱ。ティーンを共にした友人は特別な感じがする。なぜでしょう。
そろそろ寝ましょうかね。明日からまた一週間、のんびりいきましょう。
おやすみなさい( ˘ω˘ )
